女性の読者のみなさんの中にも「付き合ってもいない男性」に嫉妬された経験がある...という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
付き合っている彼氏ならともかく、ただの男友達、時には知り合い程度の男性に嫉妬されてはたまらないですよね。
そこで今回は「どうして?付き合っていないのに嫉妬する男の心理!」というテーマでお送りしていきたいと思います。
目次
男性はもともと嫉妬深いイキモノって本当?
「嫉妬」という感情ってなんとなく女性の方が強く持ち合わせているイメージがありますよね?
しかし、実は男性の方が嫉妬深いという説もあるのです。
「男の嫉妬は怖い」なんて言葉もあるほどですもんね。
ここでは男性の嫉妬深さを一緒に検証していきましょう!
男性が嫉妬深いのは本能?
男性というのはもともと「支配欲」「独占欲」を原始的な欲望として持っていると言われています。
これは動物界の雄が持つ本能です。
よりよい遺伝子を持つ雌と交配して自分の子孫を残す「種の保存」のための欲求です。
人間は進化の過程で様々な本能を失ってきたと言いますが、中にはDNAに刻み込まれたかのように残っている本能もあるのです。
それが、支配欲や独占欲です。
動物の雄と人間の雄、つまり男性の差は何かと言うと、支配欲や独占欲を隠して普通に振る舞えるかどうかという事ではないでしょうか?
支配欲や独占欲というのは原始的な欲求なので、剥きだしにする事はなくても完全に封印する事は出来ません。
そしてそれが時々「嫉妬」という感情になって吹きだすのです。
そうです、男性が嫉妬深いのは本能だったのです!
男の嫉妬は怖いと言われる理由
冒頭部分でもご紹介しましたが「男の嫉妬は怖い」とよく言われますよね。
ある心理学者の考察によると、
女性は嫉妬をすることにもされる事にもさほど不快さを感じないそうです。
しかし男性は嫉妬を非常に不快に思うため、何とか現状を打開しようとします。
簡単に言うと、女性より嫉妬との付き合い方が下手なのでしょう。
そのため、嫉妬が原因になって時には犯罪行為に手を染めてしまう人もいるのです。
しかも、女性の嫉妬は感情的で短期的なものが多いのに比べ男性の嫉妬は長く、状況が変わるまで継続されると言われています。
いかがですか?
女性より豪快でサッパリしていそうな男性ですが、実は女性より嫉妬深い人が多い事がおわかりになっていただけたかと思います。
そして、この嫉妬、時にはそれが付き合っていない女性に向けられることも...
次の項では今回のテーマでもある「付き合ってないのに嫉妬する」男性の心理をご紹介していきたいと思います。
付き合っていないのに嫉妬する男の心理5選!
嫉妬心というのは誰もが持ち合わせている感情です。
しかし、大抵の人は自分の立ち位置というのがわかっていますので、特に異性間においては恋人以外には嫉妬心を見せません。
でも男性は女性に比べてこれが不得意なんですね。
もともと感情や考え方が女性に比べてストレートに出やすいのが男性です。
なので、男性の嫉妬というのはわかりやすいとも言えます。
この項では付き合っていないのに嫉妬する男性心理を5つご紹介させていただきます。
- 相思相愛と勘違いしている
- 自分の事だけを見て欲しい欲求
- 他の男性に取られないかという
- 不安ワガママで自己中心的ゆえ
- 負けず嫌い
1.相思相愛と勘違いしている
男性が付き合ってもいない女性に嫉妬する場合、一番理由として多いのがこれではないでしょうか。
「彼女も自分の事を好き!...(なはず)」
つまり勘違いです。
付き合うのは時間の問題、きっと彼女はシャイでなかなか告白できないなど、相思相愛なのにも関わらず付き合っていない理由を自分に都合よく考えます。
オフィシャルに付き合ってはいないけど気分は恋人なので、彼女が他の男性と話していたり、楽しそうにしていると嫉妬せずにはいられないのです。
これは「思い込み」とも言い換えることが出来ますよね。
多くのストーカーはこの思い込み、妄想によってストーキング行為を犯してしますのです。
2.自分の事だけを見て欲しいという欲求
相思相愛という勘違いや妄想はしていない十分冷静な男性でも、嫉妬はします。
それは好きな女性が自分の方を向いていないという憤りによるものです。
やはり彼女が他の男性と楽しそうに会話をしていたり、笑ったりしていると「どうして自分の事だけを見てくれないんだ」と嫉妬してしまうんですね。
そしてそんな自分に腹がたち、それがフラストレーションになる事も。
逆に嫉妬が告白や積極的なアプローチの原動力になる事もあるので、どんな風に作用するかは男性のキャラクター次第と言えるかもしれませんね。
3.他の男性に取られないかという不安
男性の中には「不安」が「嫉妬」に変わる人も。
自分の好きな女性が他の男に取られるのではないか?という不安によって、嫉妬心が高まってしまうのです。
そもそも付き合っているわけではないのですから、他の男性に取られるもあったもないのですが...。
やはり男性は支配欲や独占欲が強いので、付き合っていなくても好きな女性を他の男性に取られるのは我慢ならないのでしょうね。
4.ワガママで自己中心的な性格ゆえ
好きな女性を自分のモノにしたい、自分の思う通りにしたいと思うのは誰でも思う事かもしれません。
しかし、実際のところは人の気持ちはモノではありませんので自分の思うように動かすことは出来ません。
ましてや、相手が付き合ってもいない女性であれば自分の意のままにする事などますます出来ません。
しかし、ワガママで自己中心的な性格の男性は、どこまでも自分本位なので理不尽な憤怒や嫉妬を覚えてしまうのです。
5.負けず嫌い
負けず嫌いの性格の男性もまた、付き合っていない女性に嫉妬しがちです。
正確に言えば、好きな女性というよりもその女性の彼氏や親しくしている男性に対して嫉妬心を燃やす...のかもしれません。
「俺の方がアイツより勝っているのに」「自分があんなヤツに負けるわけない」と対抗心を丸出しにする男性も。
そしてこの負けず嫌いな性格は、好きな女性にも向けられます。
なんとかして振り向かせたいのに、なかなかそれがかなわないという憤りが嫉妬という気持ちに変化する事があるのです。
付き合っているわけじゃないのについ嫉妬してしまう...そんな男性にはこんな深層心理が隠されていたんですね。
これが女性であれば「でも付き合ってないわけだし」とオブラートに隠して普通に接する事が得意なのでしょうが、あいにく男性はその点ちょっと不器用です。
付き合っていないけど、彼に好意を持っているという場合は男性の嫉妬というのは可愛く嬉しいですが、何とも思っていない相手だとやはり不快ですよね。
次の項ではこの後者の場合の対処方法についてお話しておこうと思います!
付き合ってない男性に嫉妬されたら?あなががすべき4つの事
ここまでこの記事を読んでくださった方の中には、まさに今、付き合っていない男性から嫉妬されて困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
軽く嫉妬されている分には、自尊心が満たされ気持ちいいかもしれませんが、エスカレートしてくると...ちょっと怖いですよね。
最近はストーカーによる犯罪も多いですし、早めに対策を講じるようにましょう。
この項では、付き合っていない男性に嫉妬されて困っている、そんなあなががすべき4つの事を紹介したいと思います。
- 意志表示をする
- 誤解を解く
- 距離を置く
- 共通の友人にSOS
1.意志表示をする
付き合っていないのに嫉妬をする男性の多くは「勘違い」をしています。
あなたと相思相愛だと思い込んでいるのです。
その男性との関係によりますが、男友達や職場の同僚など頻繁に話をするような相手であれば、「好きな人がいる」「彼氏のことで悩んでいる」などという風に話してみるのがオススメです。
もしかしたら、あなたは彼にとって「まんざらでもない」態度を取っていませんか?
それによって、彼が勝手に脈ありと思っているのかもしれません。
2.誤解を解く
先ほどご紹介した「意志表示をする」を実行して、それでも彼の態度に変化がないようであれば、しっかりと話し合い、誤解を解く必要があります。
男性の中には、悩み相談に見せかけて彼氏などの話をするという行為を「自分を振り向かせるため」と、さらなる勘違いをしてしまう人も。
意志表示をしてもわからないようなちょっと鈍い男性の誤解を解くには、やはりハッキリと「あなたの事は好きではない」という事を伝えなくてはいけません。
3.距離を置く
態度や言葉で示しても、なかなか彼の様子が変わらない...こんな場合は物理的に距離を取るしかありません。
職場が同じという場合は難しいかもしれませんが、なるべく二人にならないようにして、徐々に距離をあけていくようにしましょう。
友人付き合いをしている場合も同様です。
あまり顔を合わさないようにすれば、自然と彼の熱も冷める事も十分に考えられます。
避けていることがわかれば、たいていの男性は気づいてくれ気まずくなって自らあなたと顔を合わさないようにするでしょう。
4.共通の友人にSOSを求める
何をしても彼の様子が変わらないという場合は、共通の友人もしくは知人に相談しましょう。
さりげなく彼に、態度をあらためるよう話してもらいましょう。
第三者の意見であれば素直に聞くことが出来るかもしれませんし、最悪の場合彼がストーカーになった際の証人にもなってもらえます。
あなたが付き合ってもない男性から嫉妬されて困るという場合は、ぜひ上記の方法を試してみてください。
相手がまともな思考回路の持ち主であれば気づいてくれるはずです。
しかし万が一、これらの対処方法を取ったことで、より嫉妬を感じたり何か相手が行動に出てくるようであれば、ストーカー被害に合う前に然るべき対処をすべきです。
具体的に言えば、なるべく多くの人に相談する、実際にストーカー被害に合った場合は初期の段階で相談するようにしましょう。
付き合ってないのに嫉妬された体験談!
付き合っていない男性から嫉妬された事がある...こんな女性は意外に多いものです。
しかし、人に話すと自慢話に思われる可能性もあるため、なかなか表に出る事がないのです。
そこでこの項では、付き合ってないのに嫉妬された体験談をご紹介したいと思います。
バイト先の先輩。すごくいい人でお世話になっているのですが、私がちょっとでも男性のお客さんと話していると、睨んできたりするんです。
最初は勘違いかと思っていたのですが、最近彼氏気取りの態度をする事も多くなりちょっと困っています。バイトをやめる事も検討中です(20代女性)
昔、同じサークルだった人に「そんな露出の多い恰好するなよ」と言われた事があります。飲み会の時は絶対に隣に座るし、呼び方もいつの間にか「オマエ」になっていて完全に彼女扱い。
私には彼氏がいたので、ある飲み会の時彼に迎えに来てもらいました。それ以降は、逆に私を避けるように...。(20代女性)
私の彼氏に何かと対抗意識を燃やしてくる男性がいました。友達から実は私の事を好きだったと後で知らされました。言ってくれないとわからないし、何より彼氏に浮気を疑われ辛かったです(30代女性)
彼氏でもない男性に嫉妬されたこと、かなりあります。でも友達いわく私の態度が紛らわしいのだと...。自覚はないけど、男性にチヤホヤされるのが好きなのは事実。ちょっと気をつけないとと思う今日このごろです(20代女性)
このように、付き合っていないのに嫉妬する男性に遭遇したことがある女性は少なくありません。
実はあなたの周りにもこのような経験をした事がある女性はたくさんいるかもしれませんね!
付き合っていないのに嫉妬をする男性はけっこう多い!
いかがでしたか?
今回は「どうして?付き合っていないのに嫉妬する男の心理!」というテーマでお届けさせていただきました。
女性の中には、男性に思わせぶりな態度を取ってその男性が自分の態度に一喜一憂したり嫉妬する様子を楽しむ...小悪魔的な人もいますよね。
しかし人の気持ちを弄ぶ行為というのは褒められたものではありません。
自分が同じ事をされたら...いい気分はしませんよね?
そもそも本当にイイ女であればそんな小細工をしなくても、自然に男性が寄ってくるものです。
男性の気持ちを弄ぶ行為は、低レベルな行為であると同時に、危険でもあります。
相手がストーカーになる可能性だってあるのですから!
恋愛の駆け引きも女性は好きですが、そもそも人の気持ちはセオリー通りには動きません。
駆け引きのせいで相手を傷つけたり、あなたに向いていた男性の気持ちが離れていくことだってあるわけですから、やはり下手な小細工はせず、自分の気持ちに素直にストレートに恋愛に挑むのがベストではないでしょうか?