社会人になると仕事以外の人と関わる機会が少なくなるので、学生時代からのいわゆる「上辺だけの友達」は自然に減少していきます。
気づけば「私ってほんとうの友達がいない?!」と思うくらい孤独を感じ同性の友達が欲しいと考えている女性は多いです。
充実した生活がしたいなら上辺の友達と付き合う無駄な時間は要りません。今回は趣味や嗜好がバッチリと合う同性の友達の見つけ方についてご紹介します。
目次
同性の友達が減る理由
学生時代、友達がたくさんいたはずなのに社会人になってうんと減ってしまった理由について考えたことがある方は少ないと思いますが、新しい友達を作ろうと思ったこの機会に分析してみましょう。
- 単純に忙しいから
- 付き合いが面倒だから
- 社会人になって格差を実感したから
- 合理的な関係だったから
- お互い好きではなかったから
特別なメリットや理由がない限り明日も仕事なのにあえて友達と会いたいとは思いませんよね。
仕事で疲れていて人と接するのが面倒だと感じ、早く帰宅しゆっくりしたいと思う方が多いのではないでしょうか。会うとなると食事などでお金も使う、限られた収入で生活する私たちはお付き合いにしょっちゅう顔を出す余裕はありません。
また、早々に家族をつくる人もいて、彼女たちと自分の生活スタイルが大きく変わるので付き合いは減少します。
そして、学生時代は同じ土俵だと思っていたのに就職先によってこんなにも待遇が異なるのかと痛感されている方もおられるのではないでしょうか。
特に不愉快なのは年収やハイスペックな彼氏の話題、その人自体は嫌いではないけれどモヤモヤするような会合に顔を出したいと思いませんよね。
さらに学校では単に学科が一緒だったから(独りぼっちは寂しいので)つるんでいたなど合理的な関係だった場合、社会人になって一緒にいるメリットがなくなると連絡を取らなくなります。
たとえ一緒にいて不愉快な思いをしても独りぼっちは嫌、無理をして好きでもない友達と一緒にいるという行為は女性に多いです。
独りで行動していると他の人から「嫌われている」「変わっている」と思われてしまう、そう思われるのは恥ずかしいしプライドが許さないから無理してまで女友達に付き合ってしまうのです。
嫌われるのが怖い、同調して欲しいから無理に仲良しをアピールしてしまうのですよね。私自身も学生時代、女友達に合わせて無駄な時間を費やした経験がたくさんあります。
同性の友達に嫌われる女性の特徴
新しく女友達をつくっても相手を不快にさせたら長いお付き合いはできません。同性の友達が不快に感じる人の特徴を挙げますので、ここでご自身が当てはまっていないかチェックしてみてください。
話を聞かない
女子は本題に入る前に余計なことを話したり脱線したりします。自分のときは気にしないのに女友達の話になると「早く本題にいってよ」と思ってしまいますよね。そういった考えは態度に出やすい、空返事やうわの空はバレていますよ。
自分勝手・話題を奪う
前の項目と似ていますが、興味がない話題だったりつまらないと感じたりするとき、その話題つながりで自分の話題を持ってきて友達が話している内容を奪う女性は結構います。自分がされたら不愉快ですが、こういった行動をとるときは気付きません。
おしゃべり
話題を提供することで満たされるかまってちゃんに多いタイプです。「内緒にして」と念を押されても抑えることができず共通する複数の友達に「あなただけ」と言いながら女友達の秘密をリークします。こういった経験(バラされた・バラした)は誰にでもあると思いますがその行為がバレたときは友人関係は破たん、絶交ですよね。
八方美人
いたるところで良い顔をする、自分は女友達が発する悪口にうなずき、他の女友達と会っているときはその子の悪口を聞いてうなずく、自分は言葉を発しないから「中立」と勝手に思っていますが、不利な立場の人へのフォローを入れずに話に加わっている時点で同罪ですよね。
他人に厳しい
「○○はこうでなくてはならない」例えば、女磨きに没頭している人は「ながら磨き」をするゆるい考えを持つ友達が許せない、批判しますよね。中途半端な女磨きにいら立つのはわかりますが、そういった言動は周りを不快にさせていますよ。
SNSで友情自慢
こちらもかまってちゃんに多いタイプ、SNSなどに友達と遊んだことや相談に乗ってもらったことなどをすぐに投稿する「ホンモノの友達がいます」アピールとリア充女子も嫌われる対象です。
嫉妬&束縛が強い
「あ~わかる」とうなずいてくれる女性は多いのではないでしょうか?!自分抜きの集まりがあったり自分抜きで連絡を取り合ったりしているのに気づいたときにキレたり同じように誰かを省いて集まりを企画したりする(リベンジ)女性がいます。独りだけ省かれるのは嫌だし女友達の行動を把握したいという気持ちは誰にでもありますが、その行為が酷いと嫌われます。
ネガティブ
一緒にいても暗い話題ばかりの女友達とは会いたいと思いません。
大人の女友達のつくりかた
社会人になって同性の心を許せる友達をつくることがこんなにも難しいのかと痛感されている方は多いと思います。
やみくもに動いてつくっても長続きしない、前の項目をふまえて長くより良いお付き合いができるような友達が欲しいなら下記事項を心得ておくべきです。
- 価値観が合う人を選ぶ
- 相手の価値観を認める
学生時代は後ろの席という理由で友達になりつるむことがあったと思います。しかし、よほど共通点がない限りこういった関係はクラスが離れたら疎遠になりましたよね。
友達が欲しいなら何か共通するものや趣味や似た価値観を持った人を選ぶべきです。
あわせて読みたい
価値観が似た人であっても「あれれ?!」と思うことは多々あります。学生時代は「違うよ」と否定し自分の意見を押し付けることもあったでしょうが、これでは否定された側はモヤモヤしますよね。
たとえ自分と異なる考えでも話を最後まで聞いて同調してから「こんな方法もあるよ」と提案するのが大人の付き合い方です。
認め合っていれば疑心暗鬼に陥ることもないので自分と一緒に過ごさないときに相手が何をしていようと気になりません。
【同性の友達】どうやってつくる?!
「友達が欲しい」と構えるとその行為自体が億劫になるので、肩の力を抜いて自分にできることから始めましょう。ここからは手っ取り早く、しかも価値観が似た同性の友達をつくる方法についてご提案します。
マッチングアプリに登録し友達をつくる
マッチングアプリというと恋活や婚活に利用する人が多いと思いますが、最近は同性の友達をつくるアプリが存在します。
インターネット上で知り合った人と上手くいくのかと疑われる方もおられるでしょうが、メッセージをバンバン送り合いスマートフォンを当たり前に操作できる私たちにとっては便利なツールなのですよ。
マッチングアプリのメリット
- 積極的になれる
- すき間時間に友達を探したり作ったりできる
- 価値観が同じ人をわざわざ探さなくても検索すれば見つかる
「友達が欲しいなら積極的になれ」と言われますが、自分から声をかけるという行為に抵抗を感じる人にとっては簡単なことではありません。マッチングアプリはいきなり顔を合わせるわけではなく自分に合いそうな人を見つけてメッセージのやりとりから始まります。
だからすすんでアプローチができるし、たとえ相手の反応が薄くフラれても直接会っていないわけですから傷つくことはありません。
飲み会や女子会に行って友だちの輪を広げる暇がない人でもマッチングアプリならすき間時間を活用して友達をつくることができます。また、趣味が同じ人を自分の足で探すのは大変ですが検索することで簡単に見つかります。
同じ趣味なのでアプローチしたらすぐに友達になれますよ。
そして、いわゆるオタク的な趣味を持っている場合、手探りな状態の友達に言うのは恥ずかしいしですが、こういったアプリでは堂々と検索項目に入れられるので同じ趣味の友達を見つけやすいです。
あわせて読みたい
気が合う友達を見つけるためのポイント
- プロフィールを充実させる
- 活動する
マッチングアプリで友達を探している人の多くは同じ趣味や考えを持った人を手っ取り早く見つけたいから、だからプロフィールを充実させることが大事ですよ。
顔写真はもちろん、自分について具体的に書きましょう。登録して満足するのではなくすき間時間を見つけて活動しましょう。メッセージをもらったら必ず返事をしましょう。
お稽古やサークルに所属する
上記のようなアプリは苦手という方は新しくお稽古を始めたりサークルに所属してみたりしてはいかがですか?!
メリット
- 気が合う
- 趣味に没頭できる
- 余計な詮索がない
同じ趣味なので気が合うし会話が弾むのは当たり前ですよね。
職場などいつも同じ顔触れの同性とはどうしても色々なことを比べてしまいますが、まったく別の世界の友達は余計な会話はないし共通する趣味に没頭できますよね。
好きなことをしている癒しの時間に余計な詮索をする人も少ないです。気が合えば個人的な話もしますが、同じ趣味の人との付き合いは長くなる傾向があります。
年齢の異なる同性の友達もアリ
私個人の意見ですが、年上女性の友達をつくると物事がプラスに働きます。若い頃はあり得なかったことですが、社会人になってお稽古などで年上(けっこう上)の女友達ができたとき、さまざまな面で有難いと感じました。
例えば何かに悩んでいるとき親身になって話を聞いてくれ、こちらの意見を認めながらも「こうしたほうがもっと良くなるよ」と常識ある行為に導いてくれます。
同じように悩み失敗し経験を積んだからアドバイスも的確で深い、自分にとってプラスになることが多いです。
逆に、年上女性にとっても若い子と接することで新鮮さやエネルギーをもらい前向きになる、相乗効果なのです。年下でも平等に接してくれる年配女性がいたら友達になってもらいましょう。
同性の友達は人生の糧になる
ポイントを押さえ、自分に合った方法で友達を探せば大人になってからでも同性の友達をつくることが可能です。パートナーも欲しいけれど気持ちをわかちあえるのはやはり同性、心を許せる友達をつくってより良い人生を歩みましょう。