
大好きだった彼との間に子供ができた!うれしいけれど、今は妊娠するタイミングじゃない…どうしようと思っていませんか?そして妊娠したことを彼に伝えると、逃げられてしまったなんてこともあります。
未婚なのに妊娠させられた!そんなときはどうしたらいいの?どこかでフォローしてくれることがないの?聞きにくい事柄について解説します。
目次
妊娠させられた時にしておきたいこと
まず妊娠させられたときにしておきたいことがあります。解決方法を探っている間にも、お腹の中にいる赤ちゃんはどんどん成長していきます。判断を間違うと出産する方法に強制的になってしまったり、後戻りできないこともあります。
ですが、しっかりと適切な判断をすることで、あなたの身を守ることにも繋がりますよ。
相手に妊娠のことを伝える
まずは彼に妊娠したことを伝えるようにしましょう。妊娠したことをそのまま隠しておくと、父親のサインが必要な書類を提出することになったときに、大変な思いをすることになります。「実は妊娠したんだけど…」と伝えてみましょう。
もしあなたの子供に対して責任があると思う人は結婚の運びになりますし、逃げる人もいます。
逃げてしまうかもしれませんが、まずは妊娠の事実を知ってもらうことは最初にしなければいけないことです。
できれば婦人科に一緒に行ってもらうことが重要ですが、なかなか難しい時は、エコー写真など妊娠が分かる物を医者でもらうようにしてくださいね。
あなたがどうしたいのか考える
すでに逃げられてしまった、音信不通になっているなどの場合、あなた自身がどうしたいのかを考えることが大切です。あなた自身がどうするのか決めないと、どんどんお腹の赤ちゃんは大きくなっていきます。考えることの例としては、
- このまま出産する
- 中絶する
- 養子縁組を考える
- 彼に責任をとってもらう
など、いろいろな方法があります。特に未成年の場合、親に伝えるのは最もハードルの大きいことかもしれません。その場合は、市役所などの公共機関で相談に乗ってくれることもあります。
もし、親に言えない、どんなサポートがあるのかを知りたい時は、電話でも相談窓口を持っている役所が多いので、相談してみることをおすすめします。
子供を産んだ場合どうするのか考える
せっかく身ごもった子だから、子供を産んだ後にどうするのかを考えましょう。未成年で子供を産むだけでも大変ですが、彼に逃げられてしまった場合だと、乗り越えなければならない壁がたくさんあります。
養育費の問題もありますし、学校に通い始めたときのことはどうしたらいいのか、学校はどうするのかなど、課題は山積みです。
今逃げられている状態なのであれば、1人で育てるためにはどうしたらいいのかを最優先に考えるようにしましょう。
未成年が1人で子供を育てるのは並大抵のことではありません。いつも誰かのサポートが必要になりますし、どうしていいのかわからなくなることも多いです。
もし子供を産む選択をするのであれば、親に話すことは重要なことだと認識しましょう。
相手が逃げた!?妊娠させられた時はどうしたらいい?
彼に妊娠を告げたら逃げられてしまった…そのようなパターンは少なくありません。もし妊娠させられてしまった場合は、どうしたらいいのでしょうか?避妊をお願いしたのに、彼が勝手に否認しなかったケースもこれにあたります。
妊娠しているのに逃げられてしまった場合は、どうしたらいいのかを考えていきましょう。
泣き寝入りはしない
とにかく泣き寝入りはしてはいけません。彼が父親である以上、どんな形であれ責任を取ってもらう義務があります。責任の取り方としては、
- 養育費を払ってもらう
- 逃げずに結婚してもらう
- もし結婚しないのであれば、認知をしてもらう
など、彼にしてもらわなければいけないことがたくさん!ですので、泣き寝入りだけは絶対にしてはいけませんよ。
彼の知り合いを伝ってどうにか彼を引きずり出してもらったり、家が分かるなら家まで押しかけても構いません。
「押しかけるなんて…」と思ってしまう女性がいますが、それでは彼の思うつぼ。あなたの身体と赤ちゃんへの責任が彼にはあるわけですから、押しかけて活論が出るまで話し合いです。
その際は、あなた1人でいかず、大人の人を連れて行って、しっかりとした話し合いになるように持っていきましょう。
男性に都合のいい条件をOKしない

彼と接触できて話し合いができたとしても、彼に都合のいい用件はOKをださないようにしましょう。彼に都合のいい条件とはどのような状態かというと、
- 認知はしないけれど養育費は払う
- 出産費用は出す
このように一見あなたにお金を支払うのでいいかと思わせていますが、まず認知していないということは、「俺は父親ではありません」と言っているようなもの。そのため、公的な書類には、産まれてくる赤ちゃんの父親が不明ということになってしまいます。
そして出産費用は出すと言われるのも、男性にしかメリットがありません。未成年での出産は、出産費用だけでも出してもらえるなら…と思ってしまうかもしれません。ですが、出産よりもそのあとの方が明らかに費用がかかります。ですので、付け焼刃のような対応でどうにかしようとするのは、男性にしかメリットがありません。
中絶の話をいきなりしない
親にも反対されて、自分1人でどうにもならなくなると、「中絶しかないかも」と思うことがありますよね。そうなると、思いつめて彼に中絶の話をいきなりしてしまうこともあります。
その時のあなたは妊娠の際のホルモンバランスで、情緒が不安定になっていることも。そのため、中絶しかしない!と気持ちと裏腹なことを言ってしまう人もいます。
逃げた彼も、びっくりして気持ちを整理するために逃げたパターンもあれば、本当に責任が取りたくなくて逃げてしまったケースもあります。もし冷静になって戻ってくるような場合は、いきなり中絶の話をすると逆効果になる場合もあります。
- 彼と別れたくない!ギリギリで説得する方法はある?
信じてたのに音信不通…慰謝料請求はできる?
彼が帰ってくると信じていたのに、音信不通でどうにもならなくなってしまった。そのようなケースの場合、どうしたらいいのか…。
それは慰謝料請求でどうにかしてもらうしかないと考えるのではないでしょうか?とはいっても、未成年での妊娠させられた状態で、慰謝料請求はできるのか、どのようなケースが考えられるのかを見ていきましょう。
付き合っているなら合意の元と判断されてしまう可能性がある
もし彼とお付き合いをしていて、身体の関係になることが不自然でない形であるならば、合意の元と判断されてしまうことがあります。ですので、慰謝料として大きな金額を受け取ることは難しいケースでもあります。
ですが、相手の男性が成人男性で、あなたが未成年であることを知りながらお付き合いをし、結果妊娠した場合は話が変わってきます。
この場合は、成人として未成年であるあなたをしっかり保護していく役割がありますので、妊娠させて逃げるなんてご法度!
職場が分かれば職場に押しかけてもいいですし、仕事をしている男性であれば、知り合いを伝っていくと身元が分かるケースがほとんどです。
だまされていたのであれば訴訟を起こすメリットも!
未成年で社会経験が少ないことから、「俺は独身だ」と言ってだましていたケースは、詐欺も関わってきて明らかに慰謝料請求の対象になってきます。結婚しているのに独身だと言ってしまうこと自体問題ですし、妻子ある男性が未成年の女性と関係をもつなんて問題外!
逆に奥さんから慰謝料を請求されないか心配になるかもしれませんが、あなたが彼が既婚者であることを知らされていなければ、あなたが請求されることはほとんどありません。
もとより、未成年と付き合っている彼の行動が慰謝料請求の対象になることもあります。
ですので、この場合はあなたにとって有利なことが多いので、訴訟を起こすことも考えてみてはいかがでしょうか?
彼の家に内容証明郵便を送る
内容証明郵便と言って、受け取りを拒否されることもないですし、必ず郵便を受け取るようにできている書面があります。内容証明郵便は、文面に書いてあることを実行してもらいたい時に送る郵便でもあります。
ただし、内容に関しては強制力がないので、そこはデメリットになります。
ですが、一般的に「内容証明郵便」と言われて動揺しない人はいませんし、それだけあなたの本気を見せることができます。内容証明郵便の書式は決まっていませんが、あなたが彼にしてほしいことなどを明確に書いて、コピーをとって手元に残した状態で送るようにしましょう。
弁護士を雇って調べてもらう
最悪の場合は、弁護士を雇って調べてもらうことも考えましょう。知り合いがいなくて彼の行方がわからない…。でもどうにかしてもらいたいというパターンのときは、弁護士さんに裁判などの手助けをしてもらいましょう。
ここで注意なのは弁護士さんにお願いしても、その間にもお腹の赤ちゃんは大きくなっていくということ。
ですので、お腹の赤ちゃんに対してどうするのかを考えながら、弁護士さんと話を進めていくようにしていきましょう。
もし赤ちゃんが生まれるなら…助けの手を差し伸べてくれる機関
赤ちゃんを産むと決心した場合でも、産んだ後に育てられないこともあります。その場合、施設に入れてしまうと二度と会えなくなったりと悲しい思いをすることが多いです。ですが、助けの手を差し伸べてくれる民間の機関があるのをご存知でしょうか?
この機関に相談するだけで楽になれますよ。
心の痛みに寄り添ってくれる「ベビーライフ」

最近テレビでも特集されてるところでもありますが、生まれてきた子を養子縁組する民間の機関です。
養子縁組をすると、相手の親にたくしたら会えないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、産みの親と育ての親が交流できる時間を作ってくれるので、しっかりと面会することもできます。
さらに、普段どのような生活をしているのかを機関に報告する義務がありますので、産みの親になるあなたに詳細に伝えてもらえます。そして、両親に相談できないときや、妊娠検査費用がどうにもならないときに、適切なアドバイスをしてくれる機関でもあります。
もし中絶をなくなく考えているのであれば、こちらも民間の機関に相談してみてはいかがでしょうか?
今自分がどうしたいのかを優先しましょう
未成年で妊娠してしまうと、これからのことや学校のこと、そして親にどう言ったらいいのか困ってしまいますよね。まずはあなたが今どうしたいのかを明確にするようにしましょう。彼とどうしたいのか、お腹の赤ちゃんをどうしたいのかを決めると、次にすべきことが見えてきます。
もしものときは民間の機関に相談して、あなたの身体に負担がかからない方法を探っていきましょう。
