今好きな人は不倫相手なんだけど、別れさせることはできるのかな…と思っていませんか?あの人さえいなければ、私は好きな人と一緒になれるのにと、考えてしまうのは相手のことがそれだけ好きだから。
最近注目されている「別れさせ屋」ですが、実際の効果や料金、手口など知らないことがたくさんあります。
ここでは、気になる別れさせ屋の手口や料金、そして実際に使った人の口コミを通じて、別れさせ屋の実態に迫ります。
目次
別れさせ屋とはどんなことをするの?
そもそも別れさせ屋とはどんなことをするのか気になりませんか?別れさせ屋は、おおかまに言うと配偶者や恋人がいる人を別れさせることをします。
依頼者は主に浮気相手からが多いですが、中にはお子さんが付き合っている人が気に入らないので、別れさせてほしいという依頼もあります。
自分たちではどうにもならないことをお願いすることになるのですが、実際にどんなことをして別れさせているか、知ってから依頼したいですよね。
別れさせ屋がしてくれることはいったいどんなことなのかを、次で細かく説明していきます。
別れさせ屋がしてくれること
ここでは別れさせ屋がしてくれることを3つご紹介します。どんなことをしているのかが分かると、「もしかしたら私も頼めるかも!」と思ってしまうかもしれません。
ただし、すべての別れさせ屋が完全に別れさせてくれるわけではありませんので、あくまで手段の参考に診てくださいね。
恋人や配偶者と別れたい
恋人に浮気されたり、配偶者ともう一緒にいたくないと思って、別れさせ屋に依頼するケースです。
自然な流れであれば、別れたい意思を伝えて話し合って別れる結論になることが多いですが、執着深い人や、離婚するとお金に困って生活ができなくなるから、どうにかして離婚を避けたくてごねている場合は、別れさせ屋の登場です。
恋人であろうと結婚しているであろうと、どちらかに「もう一緒にやっていけない」という思いが固くなると、関係を修復することは難しいのですが、別れたい人と別れたくない人の思いがまとまらずに、力を貸してもらいたいと思って、別れさせ屋に依頼をしてくるケースです。
浮気相手や不倫相手と別れさせたい
これは浮気や不倫を把握している、つまり本命でいる人からの依頼で起こる案件です。自分のパートナーの浮気相手や不倫相手と別れさせて、幸せな生活をもう1度取り戻したいと必死になっていることが多いです。
ですが、この場合は別れさせ屋のターゲットになる人の気持ちが、すでに浮気相手や不倫相手にのめりこんでいる可能性がありますので、長期戦になることがほとんどです。
そのため、もし浮気相手や不倫相手と別れさせたいと思って依頼する場合は、かなりの金額と期間を覚悟しなければなりません。
業者によっても異なりますが、料金形態についてはこの後説明しますので、最後までしっかり確認してくださいね。
子供の交際相手と縁を切らせたい
この場合は本人たちよりも、親御さんからの依頼で動くことになります。本人はお互い幸せでいるけれど、このような場合に親御さんからの依頼が多いです。
- 娘の交際相手が元暴力団
- 息子の交際相手が息子にふさわしくない
- どちらかがギャンブル依存の傾向があるので、心配で別れさせたい
- 収入が少なく将来が心配だから
このように、親目線で見た時にこのまま付き合っていたら危ないと思う時に、別れさせ屋を使うことが多いです。ですが、この場合は親子の絆が崩れる可能性もありますので、子供に対して別れさせ屋を使う場合は注意が必要になってきます。
別れさせ屋の手口とは?
みなさんが1番気になっているのは、別れさせ屋の手口ではないでしょうか?自分たちでどうにかするのと何が違うのか、どんなプロの手段があるのか、気になる手口について解説します。
工作員を送り込む
別れさせ屋の手口としては、ターゲットの周辺に工作員を送り込みます。別れさせ屋に依頼をしたときに、ターゲットにする人の好みの異性のタイプや友人のタイプ、興味のあることやどんな性格なのかを徹底的に調査をして、別れる話を持っていきやすい状況にしていきます。
- 別れさせたい人の前に、好みの異性や友人役を送り込む
- 仲良くなってきたところで、付き合っている人と知り合いであることや、噂を知っているフリをする
- 実は浮気をしている、結婚しているなどと嘘を吹き込んで、別れたい感情を出させる
- ターゲットが浮気相手や不倫相手と喧嘩になる
- 一緒にいたくない、いられないと判断して別れる
あくまでこの流れは一例ですが、このような流れで別れさせる方法を取ります。この中でも1番時間がかかるのは、友人役や好みの異性役が、ターゲットの気持ちに入り込むまでです。
本来であれば知らない相手と仲良くなるわけですから、別れさせ屋であることが分かってしまうとそこで作戦はだめになってしまいます。そのため、事前の作戦とターゲットの好みを調査しておくことはとても大切なのです。
ターゲットに別れさせるような情報を入れていく
先ほどの3番にあたる部分をより深く解説していくと、ターゲットに別れさせるような情報を入れていきます。
これはターゲットの状況によって変わりますが、相手が浮気をしている、実は結婚していた、大きな借金があったなど、これ以上関係を続けていてもメリットがないことを伝えていきます。
ただ伝えるだけではなく、友人役になった人や異性から言われることで、「こんなに自分のことを考えてアドバイスしてくれているんだ」と思って、どんどん洗脳されていくことになるのです。
ターゲットの相手にも別れたくなる情報を入れる
ターゲットだけでなく、ターゲットの相手(浮気相手や不倫相手)にも、別れたくなるような情報を入れていきます。
片方だけに別れたいと思う情報を入れても、どちらかの気持ちが冷めていないので、ターゲットとその相手同士でもめてしまう原因になって、本来平穏な関係を取り戻したい依頼者との関係修復に時間がかかってしまいます。
その遠回りを防ぐためには、ターゲットだけではなく、その相手にも別れたいと思える情報を入れていく必要があります。こうして見てみると、どれだけの時間と人をかけて別れさせるようにしていくのかが分かりますね。
気になる料金はどれくらい?
別れさせ屋を利用したいと思っても、料金が分からないと利用するにも怖いですよね。業者によって料金は大きく差がありますが、どのような金額体型になっているのかを説明していきます。
パック料金で10万円~
別れさせ屋の料金は、パック料金になっていることが多いです。パック料金とは、工作員の配置からターゲットの性格や人間性、交友関係の調査など、別れさせるために必要なことを調べることが含まれています。
そして、料金の差ですが、工作員を送り込む時間であったり、別れさせるために必要なことに対しての金額です。
これは実際に別れさせ屋の方と話をしてみて、その業者がどれくらいの時間で別れさせることができるのかによって、必要な金額が変わってきます。安いものではパック料金で10万円ですが、もっとかかることがほとんどですので、いろいろな別れさせ屋を見てみることをおすすめします。
高いと100万円を超える場合もある!
別れさせ屋も確実なところになってくると、100万円を超えてしまうこともしばしば…。この金額を高いととるか安いと取るかは個人の価値観の差になりますが、本当に別れさせて幸せになりたい、危険を回避したいと思うのであれば、安い金額と思う人が多いようです。
ですが、100万円を投資したからといって、必ず別れるかというと、100パーセントではないのが現状です。もちろん人間の気持ちですから、確実とはいえないところでもあるんですね。
ですが、しっかりとした業者であれば、じぜんのカウンセリングで成功の可能性があるところしか受け付けないこともありますので、しっかり打ち合わせをすることが大切です。
安い業者があったらそこでもいいの?
別れさせ屋を調べてみると、金額がものすごく安い業者もあります。金額をかけずに簡単に別れさせてくれるならそれでいいな…と思うのは、自然なことですが、本当にそれでいいのでしょうか?
安かろう悪かろうになってしまっては、お金を無駄にしてしまうことになりますし、気持ちも落ち込んでしまいます。
安い業者の中には、お金を振り込んだ瞬間に連絡が取れなくなる業者もいるのが現状です。
その状況をしっかり理解して、金額だけで別れさせ屋を選ばないようにすることも重要なポイントです。
あまりに安いところは危険がたくさん
あまりに安いところはとにかく危険がたくさんあります。先ほど触れたように、お金を振り込んだ瞬間に連絡が取れなくなる他にも、たくさんのリスクがあります。
- 別れさせた報告をしてきても、実は別れていなかった(この後詳しく解説します)
- 追加で金額が膨れ上がる
- 実は工作員が投入されていない
このように、別れさせるように動いているフリをしていることもあります。これは怖いですね…。金額だけで選ぶと、お金だけかかって、幸せで平穏な毎日はもう戻ってこないことになるので、ショックは倍増です。
本当に別れさせていないこともある
本当に別れさせていないこともあるのが、安い業者によくある手口です。別れさせ屋は、このようにして別れさせましたと報告書を出すことで、依頼者に内容を明らかにするのですが、その報告書に虚偽の内容を記載していることもあります。
まだ報告書がある場合ならいいですが、報告書がなく、口頭で報告なんてこともあります。
これでは言った言わないの口論になりかねないですし、報告書がないところは契約書もない可能性があるので、もし被害を申告しても「本当に契約していたのですか?」と言われてしまうのです。
このグレーゾーンを狙っている業者もあるので、気を付けなければいけませんよ。
料金の発生は別れさせたら発生する場合もある
料金の発生についてですが、基本的には先に支払う形になるのですが、しっかりした業者になると、しっかりと別れさせることができたのを確認して、成功報酬として依頼分の金額が発生する業者もいます。
この場合は、業者の工作員によほどの自信があるケースが多く、しっかりと別れさせることができる自信の表れでもあります。
そのため、料金をしっかり聞いておくことも大切なことですが、成功したらお金を払うことになるのか、それとも着手金のようなものを先に支払って、成功したら追加で支払うことになるのかで、総額が変わってきます。
別れさせ屋を依頼するときには、どのタイミングで金額を支払うのかをしっかり確認しておくことをおすすめします。
別れさせ屋がこんなにも高い理由
そもそもどうして別れさせ屋はこんなにも高いのでしょうか?業者のぼったくり?それとも人件費?弱みに付け込んで高額な金額を要求しているのではないかと思ってしまう人も少なくありません。
別れさせ屋の料金がどうしてこんなにも高いのか理由を見ていきましょう。
たくさんの人を投入しなければいけないから
しっかりした業者になれば、ターゲットの周辺に別れさせるための工作員をたくさん投入しなければなりません。別れたいと思わせるようなことを心に刻ませるためには、1人でどうにかしようとしてもなかなか難しいものです。
人間の心理として、複数人から言われた方が、「もしかしてそうなのかもしれない」と思って、信じやすくなります。
そのため、工作員の人件費として高額な金額になってしまうのです。別れさせ屋は複数の人を使って、ターゲットに対して心理戦を挑むわけですから、それなりの人の数を準備しなければいけません。
そして、1日や1週間で終わることの方が少ないですから、金額も膨れ上がるわけです。
時間を費やすことになるから
ここで考えてみましょう。別れさせ屋の人たちが1日どれくらいの時間をかけて、ターゲットに近づいていくのかを。ターゲットが現れやすい場所に張り込んで1日8時間、あるいはそれ以上いることもあります。
しかも張り込んだ日に姿を現してくれればいいですが、もし現さなかった場合、日を改めて張り込まなければいけません。
その張り込むだけの時間も、しっかり費用に含まれています。単純に計算して、1日8時間でそれを1か月休まずやったら、会社員でもかなりの金額を手にすることができますよね。
別れさせ屋は専門職ですから、さらに大きな金額がかかるわけです。そのため、別れさせ屋の金額が高額になるわけは、時間を費やすことにもあります。
作戦を立ててしっかり効果が出るようにするから
依頼者から別れさせたいとお願いされて、「はいそうですか」とすぐに動き出すわけではありません。しっかりとターゲットの情報を手に入れて、どのような行動パターンで、どんな交友関係で、好きな異性のタイプや趣味は何かなど、しっかりリサーチします。
リサーチをしっかりすることで、工作員の会話の引き出しが多くなるのです。
作戦を立てるのも、工作員それぞれにしっかりと情報共有をしなければいけません。工作員が多くなればなるほど、時間がかかればかかるほど、ターゲットを別れさせるために手がかかるので、金額もはねてしまうのです。
別れさせるには、短期間ではなかなか難しいので、トータルで考えた時に金額が大きくなってしまうのです。
気になる!別れさせ屋の口コミを見てみよう
実際に別れさせ屋を使った人からの口コミを見てみましょう。どんな内容なのか、より生の声をお届けします。
大好きな彼を取り返した場合
あれからも彼とはうまくやれています。
おなじ会社のあつまりみたいので例の彼女と会うこともあるみたいだけど、彼はまったく相手にしてないみたいだし私も本当に彼を信じていられます。
うつ病みたくなってたあのとろが嘘みたいです。
浮気している彼を、浮気相手と別れさせる依頼です。この方のように、彼が浮気相手と同じ職場で顔を合わせるようになってしまうパターンもあります。自分だけで別れさせたら、また復縁してしまうのではないかと不安になりますが、別れさせ屋に依頼することで、彼を信用できるようになったという口コミもあります。
この方は彼の浮気を考えすぎてしまって、うつ病のような症状に悩まされていましたが、別れさせ屋に頼むことで平穏な日常を取り戻すことができたという口コミです。
不倫相手から旦那を取り返した場合
お恥ずかしいお話になりますが、昨夜主人が求めてまいりました。
そして終わったあとに他愛のない会話をしてきました。
私はこのときに心から私たち夫婦の第二章が始まったんだと思いました。
不倫相手と別れさせるパターンの内容です。無事に不倫相手と別れさせるだけでなく、旦那様が夜に求めてきてくれたという、よりうれしい報告があったパターンです。
浮気されて心も身体もボロボロになっていたこちらの女性にとっては、旦那様に求められたことがどれだけうれしかったことか…。
夫婦の絆をもう1度修復して、夫婦の第二章が始まったと時間できるところに、別れさせ屋の力を感じることができますね。今まで浮気されていたこの方は、たわいもない話をしてきてくれたことさえうれしく感じて、別れさせ屋の効果を実感している訳ですね。
正直浮気相手の女性は綺麗だし、工作員さんの接触のご報告からもそんなに悪い子じゃない様子でしたし、私が身を引いたほうが良いのかもと悩む時期もありました。
相手の子には悪いですが、相手の子だってやはり自分の幸せを優先したから、工作員さんに心が動いたわけだし。ですから私は勝負に勝ったと思っています。
不倫相手のきれいさと、そこまで悪い子ではないと正直な報告を受けていたところからのスタートの場合です。依頼者が身を引いた方がいいかと悩むこともあるのが事実です。
ですが、最終的には依頼者がどこまで別れさせたいと強い気持ちを持つのかというところです。
この方の場合、もし「相手はいいこだから」と諦めてしまっていたら、夫婦の関係修復もできなかったわけですから、別れさせ屋だけに任せるのではなく、自分の気持ちを強く持つことが大切です。
別れさせ屋ができないこともある
別れさせ屋ならなんでもしてくれそう!と思ってしまいがちですが、いくら別れさせ屋でもできないことがあります。どのような場合に依頼を受けることができないのかを見てみましょう。
ストーカー被害の可能性がある案件
ストーカーの可能性がある場合は、どんな理由があっても別れさせ屋の依頼を受けることができません。ストーカー被害の可能性があるというのは、
- 家に押しかけている経歴がある
- 1日に数十回も着信を入れたり、LINEを送ったりしている
- ターゲットになっている人の身の危険を感じたとき
などなど、明らかにおかしいと感じた場合は、依頼を受けません。どうしても!と思って懇願してくる人もいますが、そもそも別れさせ屋の定義は、どちらか一方か別れたいと思っている人からの依頼であって、無理矢理復縁して関係を戻す人たちではないからです。
なかなか線引きが難しいですが、このまま依頼を受けたら事件性があると判断する場合は、依頼を受けることが難しくなります。
自分勝手な理由
自分勝手な理由も、別れさせ屋に依頼することはできません。身勝手な理由というと、
- 円満にいっているカップルを別れさせたい
- 不倫相手が奥さんとうまくいっているのを壊してほしい
- 片想いしている人に復讐をしたい
など、依頼者の欲望を満たすだけの依頼の場合は、別れさせ屋の仕事ではありません。特に円満にいっているカップルや夫婦を別れさせたい場合、当事者同士は問題なく関係を築けているので、別れさせることで人権侵害になる可能性があります。
当事者のどちらかが、別れたいと思っていることが条件になりますので、円満なところを別れさせるのは種子がずれてしまいます。
そして、不倫相手が奥さんとうまくいっているのを壊してほしいことも、グレーゾーンになります。不倫をしているからといって、奥さんとうまくいっていない訳ではありません。
あなたをつなぎ留めておくために、夫婦の不仲をアピールしている可能性もあり、本当のところを調べたいと思ったら、別れさせ屋ではなく探偵に依頼するのが筋です。
そして、片想いしている人が他の異性と仲良くしていて復讐したい場合も、当事者は仲良くやっていて、あなたは残念ですが相手から選ばれなかっただけなのです。
別れさせ屋の中には復讐の依頼を受けてくれるところもありますが、復讐はどこまでして成功なのかが分かりにくく、特に成功報酬型で金額を決めているところは、特に依頼を受けないことが多いです。
相手の身体に被害を及ぼすこと
相手の身体に被害を及ぼすことは、別れさせ屋は絶対に依頼を受けません。相手の身体に被害を及ぼすということは、傷害罪に問われてしまうので、そんな犯罪をしようとしている業者はまともなところではありません。
そもそも相手の身体に被害を及ぼすほど恨みがあるのであれば、いったん冷静になるべきです。
本当は好きだったけれど、自分の手に入らなかったから、自分を選ばなかった復讐として罰を与えるような感覚ですよね。それは本当に自分の心を満たすことなのでしょうか?
マイナスなことを考えている時間があったら、さらにいい人を見つける時間に費やした方が、自分のためにもなります。
別れさせ屋を使うときは慎重に!
別れさせ屋は最近注目されている業者です。もちろんしっかりと依頼を引き受けてくれる業者もいますが、お金だけ受け取って何もしない業者がいるのも事実です。そしてどこまでをもってして別れたということになるのか、それも重要なファクターになります。
もし別れさせ屋を使うときは、事前のカウンセリングでどこまでしてほしいのかしっかり伝えて、トラブルにならないようにしましょう。