「香水」つけるだけで気持ちが華やいでテンションがあがりますよね!
女性だけでなく男性でも香水愛好者の方は多いのではないでしょうか。
でも、みなさんは香水の正しいつけ方を知っていますか?
「何プッシュすればいいの?」
「どこにつければいいの?」
という風に悩んでいる方のために今回は「香水のつけ方完全ガイド!何プッシュが正解?つける場所はどこがいい?」というテーマで香水のつけ方に関するあらゆる疑問にお答えしていこうと思います!
目次
香水基礎知識!香水の種類と特徴
香水と一言で言っても実はいろんな種類がある事はご存じですか?
香水を買いに行って、箱に表記されている「オードトワレ」「オーデパルファン」という名前を見て、これってどういう意味?と思った方も少なくないと思います。
香水は4種類にわける事ができ、香りの濃度と持続時間が異なります。
と言っても、明確な基準があるわけではなく、名称についてはメーカー・ブランドに一存されているので同じカテゴリーの香水であっても、濃度や持続時間が異なってりします。
この項では、香水の種類とその特徴についてまずは簡単にお話しておこうと思います。
- オーデコロン
- オードトワレ
- オードパルファム
- パルファム
1.オーデコロン
オーデコロンは一番エタノール濃度が薄くつけ心地も軽いのが特徴です。
メーカー・ブランドよってはかなりのお手頃価格で手に入るものもあります。
キツイ香りは苦手、ほんのり香る程度の香水が欲しいという方にオススメです。
・濃度・・・2~5%
・持続時間・・・1~2時間程度
2.オードトワレ
オードトワレの次に濃度が低くい香水です。
しかしメーカー・ブランドによってはかなりしっかり香るものもありますので、購入前にテスターで香りの強さ、持続時間を確認するとよいでしょう。
・濃度・・・5~10%
・持続時間・・・3~4時間程度
3.オードパルファム
オードパルファムはしっかりと香りをまといたい方にオススメです。
香りはしっかり持続しますが、パルファムより価格帯が低いのが特徴です。
・濃度・・・7~15%
・持続時間・・・4~6時間程度
4.パルファム
4種類の香水の中で、もっとも濃度、香りが濃いのがパルファムです。
少量でもしっかり香り、持続時間もかなり長いのが特徴ですが、種類もごくわずでさらに高額なものが多いので香水上級者の方にオススメです。
・濃度・・・15~30%
・持続時間・・・5~7時間程度
いかがですか?
一言で香水と言っても実はこんな風に分類されるんですね!
ぜひ香水を選ぶ際の参考にしてくださいね!
あなたは大丈夫?香水は何プッシュするのが正解なの?
街中で誰かとすれ違った時、エレベーターで乗り合わせた時、あまりに強すぎる香水の香りにウッとなってしまった...そんな経験は誰でも一度はあると思います。
これはやはり「つけ過ぎ」が原因です。
どんなに高級な香水でも、さわやか系の香りであってもやはりつけ過ぎはNGです。
本来の香水の魅力を半減させてしまいますし、何より他の人に迷惑になってしまうからです。
この項では、今回のメインテーマでもある「香水は何プッシュが正解か?」を中心にお話していこうと思います!
香水は何プッシュが正解?
香水の中でももっともポピュラーな携帯がボトル式です。
プッシュする度に一定量の香水が噴射される仕組みですが、いつもみなさんはだいたい何プッシュしていますか?
もちろん○プッシュすべき!という決まりがあるわけではありませんが、その香水の魅力を最大限に引き出し、自然な香りをまとうには、1~2プッシュが最適と言われています。
意外に感じた方も多いのではないでしょうか?
パルファムは点でつける、オーデコロンは面でつける、オードトワレやオードパルファムは線でつける
こんな風にも言われているんですよ!
前項でお話した通り、香水はいくつか種類があり濃度が異なるため、つけ方のポイントも若干異なるんですね。
もっとも濃度が濃く、強い香りのパルファムは一滴つけるだけでもしっかり香ります。
逆に濃度が低くライトなものは、つい何プッシュもしたくなりますが、身体の1か所に何プッシュもするよりも、数か所に1~2プッシュ、つまり小分けした方が、しっかり香りをまとう事が出来ます。
香水はつけるタイミングも大切!
香水は1~2プッシュを身体の数か所に小分けしてつけるのが最も効果的なんですね。
しかしその香水の魅力を最大限に引き出すには、つけ方だけでなく、つけるタイミングも非常に大切なんです!
香水はつけてから時間が経つごとに香りが変化していく事をご存じですか?
その変化は大きく3段階にわけられます。
①トップノート
②ミドルノート
③ラストノート
この順番になりますが、この中でもっともその香水が本来持つ香りを堪能できるは②ミドルノートです。
ミドルノートは、肌につけてから20~30分後くらいから始まるのが一般的ですので、出かける直前に香水をつけるのではなく、家を出る時間から逆算してつけると良いでしょう。
デートの時など特に香りをアピールしたい時の参考にしてくださいね!
またシャワーを浴びた直後などは、ボディシャンプーの香りが残っており、その状態で香水をつけると香りが混ざってしまい時に不快な「臭い」になってしまうので気をつけてくださいね。
香水をつけすぎちゃった!対処法はある?
香水をつけてみたけど、どうも強く香りすぎている気がする...
そんな時の対処法をご存じですか?
香水は一度つけるとなかなか取れないイメージがありますが、つけた直後で乾ききっていない状態であれば希望はあります!
すぐに温かいお湯で洗いながせば完全にはいかなくても香りの強さをかなり弱める事が出来るでしょう。
また、アルコールや消毒用エタノールなどをコットンに含ませて、香水をつけた部分にトントントンと叩くようにしてつけると同様の効果が得られます。
アルコールや消毒用エタノールが自宅にない!という場合は、重曹でも代用可能です。
ぬるま湯に同量程度の重曹を混ぜ、香水をつけた部分に塗り込むようにつけます。その状態で数分待ってからぬるま湯で洗い流しましょう。
慌てて香水をつけたり、初めての香水をつける時にありがちな「つけすぎ」ですが、そんな時こそ落ち着いてご紹介した対処方法を試してくださいね。
香水はつける場所が大切?場所ごとに紹介!
香水は1~2プッシュを数回にわけてつけるのが正解!ということはおわかりになっていただけたのではないかと思います。
香水といえば、よく映画やドラマの中でも女性が手首につけるとこを見ますよね?
なので香水と言えば、手首にふきかける...と思っている方が多いのですが、香水は○○につけるべきという決まりはありません。
しかし、つける場所によって香り方やつけ方のポイントが微妙に違うんです!
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そこでこの項では香水をつける主な部位とその特徴をご紹介していきたいと思います。
- 手首
- 首筋
- 肩
- 肘
- 胸
- ウエスト
- 膝の裏
- 胸
- 足首
手首
おそらくもっとも多くの方が香水をつける場所ではないでしょうか。
手を動かす度に香水がしっかり香りますが、香水の種類によっては、直接つけると強くなる場合もあるのでそのような場合は、空中に1プッシュした後にその中に手首をくぐらせるのがオススメです。
首筋
首筋(耳の後ろ)に香水をつける方も多いと思います。
かなりしっかり香るのでライトな香りの香水向けです。
しかし、他の人の鼻や口の位置に近いため、香水の種類によっては強く香りすぎる事があります。
また汗をかきやすい場所なので、汗の臭いを混じり時に不快な臭いになってしまうので、汗ばみやすい季節、汗をかきやすい方にはオススメできません。
つける際は1プッシュした後に軽く指で伸ばす、髪につかない様にすると良いでしょう。
肩
肩に香水?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、肩は自分の香りを知るためにベストな箇所と言われているんですよ!
鼻との距離もちょうど良いので、自分の香りに悪酔いしてしまう...なんて事もなくほどよくまろやかに香ります。
しかし夏場など肩が出る服装の場合はつける量に気をつけましょう。
肘
肘の内側は、汗腺が少なく尚且つ脈打つ箇所なので、香りも立ちやすく少量でも効果的に香りをまとう事が出来ます。
しかし身体の中でも皮膚の弱い箇所なので、デリケートな肌質の方は注意が必要です。
胸
デート前など、胸周辺に香水をつける方も少なくあにのではないしょうか?
しかし香りが立ち上りやすい箇所でその香りで自分の鼻を刺激して酔ってしまうという方も少なくありません。
胸につける場合は、少量をなるべく広範囲で「面」でつけるようにすると良いですよ!
ウエスト
実は香水をつけるにあたってのベストポジションがウエスト部分です。
お臍あたりに30cmほど離して1~2プッシュしましょう。
動く度に、服の間から自然に香りが立ち上ります。
少し物足らなく感じる場合は、他の部位と組み合わせてつけてみてベストバランスを見つけましょう。
初めて使う香水はウエスト周辺につけると良いですよ!
膝の裏
膝の裏はしっかりつけても香りが強くなりにくいので香水初心者にはオススメの箇所です。
つけた香水の香りに全身に包まれるように香ります。
さりげなく香水をまといたいという方はぜひ試しみましょう!
足首
足首に香水というのも意外に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、つい香水をつけすぎがちという方にはオススメです。
多目つけても靴下や靴で隠れるので、マイルドなちょうど良い香りになります。
動くたびにフワっと香るのも魅力ですね!
いかがですか?
香水をつける場所って手首や首筋、なんて風に思っていた方はぜひ目的に応じてつける箇所を変えてみてください。
繰り返しになりますが、香水は1か所にたくさんつけるよりも、数か所に小分けして少量ずつつけるのが正解です。
また、汗腺の多い箇所は汗や皮脂の臭いと香水の香りが混ざって、何とも言えない臭いを発生しがちです。
汗の臭いやワキガの臭いを消すために...というような香水の使い方は絶対にNGです。
消臭効果のある脇専用スプレーを使った上で、汗をかきにくい場所に少量の香水をつける、という方法がオススメです。
香りが長持ちしない...その原因と対処方法
香水を日常的につけていらっしゃる方の中には「どうも香りが長続きしない...」と感じている方もいらしゃるのではないでしょうか?
そこでこの項ではそんな疑問にお答えしていこうと思います!
なぜ香りが長続きしないの?
香水は一定の時間が経過すると、香りが弱くなっていくのはごく自然な事です。
別の項でもお話した通り香水の種類(濃度)によって、香りの継続時間は異なります。
オーデコロンの場合は1~2時間で香りがとんでしまいます。
香り長く楽しみたい方は、継続時間が長い種類の香水を選ぶか、つけ足しをマスターしましょう。
香水のつけたしは「タッチアップ」と呼ばれています。
香りが薄くなってきたなと感じたら、1プッシュ付け足します。
また汗をかきやすい方、平熱が高めな方は香水の蒸発が早いため、香りが長続きしない傾向があります。
だからと言ってつけすぎてしまうと、他の方の迷惑になる事がありますので、少量を上手につけ足していくとよいでしょう!
自分が物足りなく感じているだけ?
香水に限らず私たちは自分の香りには鈍感になりがちです。
「よその家」を頭に浮かべてみてください。
その家によって独特の香りがあると思いませんか?
しかし自宅はどうでしょう?
特に臭いがしない、そう感じる方が多いはずです。
それは自分の家の臭いに慣れているため、それを特別に感じないからです。
香水に関してもまったく同じことが言えます。
自分では物足りない、長続きしないと感じていても、実はしっかり香っているというケースが多いので、気になる方は身近な友人や恋人に一度確認してみるとよいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「香水のつけ方完全ガイド!何プッシュが正解?つける場所はどこがいい?」
というテーマでお送りさせていただきました。
香水というのは非常に奥が深いアイテムです。
香りは五感の1つである臭覚をダイレクトに刺激します。
そのため、香りとその人がセットになって記憶に残る事が多いんです。
同じ香水をつけても、つける人によって香り方が違うのも大きな魅力です。
ぜひあなたもお気に入りの香水をベストな方法でつけて香水を楽しんでくださいね!